さぁ 遺言書をつくりましょう! 

保管制度を利用した自筆証書遺言 おススメしています!!

遺言書の書き方-4

 遺言書には、つけてもつけなくてもよいのですが、付言というものがあります。これは遺言作成にあたって、最後 家族へのメッセージになります。遺言というものは、遺言者の意思が強く反映される場合がほとんどですので、その遺産の分配相手方、配分量などに偏りが出る場合が多くなります。そういったときに出るであろう相続人の不平不満を緩和するのが付言ということになります。
 「うちの家族は仲が良いから、みんな自立してるから そんな争いなんてないよ」と思うかもしれませんが、遺言書の内容次第では、そんな仲の良い家族が分断してしまうきっかけになってしまうかもしれません。遺言者の意思を想いを伝えるためにも付言は書かれたほうがよいと思います。
 どんなものかといいますと 
”家族には感謝している。みんなのおかげで充実した人生を過ごすことができました、ありがとう。遺産の配分については、これからの妻○○の生活、介護を任せる長男○○へ多くなっています。次男○○長女○○には、その点を理解してもらいたいと思っています。この遺言書が私の死後、速やかに執行されることを願います。”
といったものです。